Old Blog Library 2018年02月04日
ちょっといい話
🌟江戸っ子親分(五十嵐さん御年86歳)のお話より
以前にも書いたことがありますが五十嵐さんのご実家は
八丁堀の講釈場(寄席とおんなじ造りで、講談を専門にやる)
「聞楽亭(ぶんらくてい)」(後日,五十嵐さんのバンド名にも)
常時昼夜数人ずつの講談師の先生方が出演、
「お仲入り(休憩)」の時にお茶の追加サービスなどをする
売り子のお姉さんたちが通るために、真ん中に花道のような
「渡り廊下」がある。 でも、そこから壁際までは
直接行けないので、座布団を敷いて座っているお客様たちに
「相済みません。お手渡しをお願いいたします」と声をかけ、
皆さん快く手から手へ、熱いお湯を入れた土瓶を渡して
くれていたとか。
💡それを聞いて思い出しました。 ボストンのFenway Park で
野球観戦をした時のこと。⚾️ 古くて狭い球場で、客席も
硬い木のシートです。家族連れも多くて「地元」って雰囲気。
休憩時間にはピーナッツ売りが声を上げています。
「こっちこっち」と手を振ると、紙の袋にぎっしり
入ったのを素晴らしいコントロールで投げてくれます😳👏👏
「今投げてるピッチャーと交代したほうがいいんじゃ
ないの?😁」
でも、お金はどうするんだろう?投げるわけには
いかないし・・・
すると、周りに座っている善男善女がみんな手を出してくれて、
自然に「お手渡し」無事におじさんのところに届きます。
はああ、下町ぽくていいですねえ🥰
どこの国でも素朴な娯楽を楽しむ地元の人たちの人情や
マナーは暖かいもんだな、とつくづく思う次第です🥰
続く・・・
「聞楽亭」のお話……昔の「演芸場(=ライブハウス⁉️)」は、
50~100席程度の規模で、壁際の列は「ご常連」のために、
いつも空けてあったとか。入れ込み(平場のスペース)が
混んでくると、亭主がお客様達に
「お膝送りをお願いいたします」と声をかける。
みんなで少しずつ膝を詰め合って、一人でもたくさんの人が
座れるように譲り合う・・・・。江戸的ですねえ😌
そう言えば、先日の五十嵐トリオのステージも、後半に
いらした新規のお客様たちのために、なじみの方々に
お願いしてカウンターにお移りいただいたりして、
まさに「お膝送り」❣️
江戸の伝統は生きております。😉👍