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ちょっとステキなお話

 『Last Waltz』という曲があります。

「僕がやっとダンス・パーティーに駆けつけた時

バンドは最後のワルツを演奏しているところだった

仕方ない、帰ろうかな・・・

その時ふと 一人ぼっちで恥ずかしそうに立っている

女の子が目に入った

彼女を誘って最後の曲を一緒に踊り、そしてそれから・・・・」

 という風に物語は展開していきます。

恋に落ちた二人のその後は、たぶんハッピーエンドには

ならなかったのかも・・・という感じは、歌詞が

わからなくても曲想でなんとなく伝わってくる、ちょっと

切ないヒット・ナンバー🎶

 じっと聴いていたあるご婦人が

「なんだか思い出しましたよ。昔々、まだほんの小学生

だった頃に、お祖父ちゃんがレコードをかけて手を取って

ワルツを教えようとしてくれたこと。この曲だったんです

ねえ😊

例えば『五つの銅貨』とか、アメリカ物の映画の

ワンシーンには、まだ小さな少女にも、大人の男性が

淑女にするようにダンスを申し込んで、少女はうれしくて

精いっぱい気取ってダンスをする、という場面が出て

きますね。日本の家庭じゃ想像しにくいものがありますが、

とてもステキな風景だと思います。

 いつだか後輩の結婚式にゲストで出演したときに、新郎の

お父様(つまり花嫁にとってはお舅さんになる)が花嫁に

ダンスを申し込んで優雅に踊られたことがありました。

日本の日常の中では、恥ずかしくってあんまりないこと

でしょうけれど、こういう場面を経験するのも必要

なのかもしれません。子どもの時だったら、大人扱い

されるのがうれしかったり、早くそんな大人になりたいと

思ったりします。そんな経験が皆無だったら、子供にとって

大人はただの「自分より年取った人」にすぎません。

 このごろとても足りない、何か大事なこと・・・

そのエッセンスを感じたお話でした💞