Old Blog Library 2012年06月08日
ちょっとステキなお話
『Last Waltz』という曲があります。
「僕がやっとダンス・パーティーに駆けつけた時
バンドは最後のワルツを演奏しているところだった
仕方ない、帰ろうかな・・・
その時ふと 一人ぼっちで恥ずかしそうに立っている
女の子が目に入った
彼女を誘って最後の曲を一緒に踊り、そしてそれから・・・・」
という風に物語は展開していきます。
恋に落ちた二人のその後は、たぶんハッピーエンドには
ならなかったのかも・・・という感じは、歌詞が
わからなくても曲想でなんとなく伝わってくる、ちょっと
切ないヒット・ナンバー🎶
じっと聴いていたあるご婦人が
「なんだか思い出しましたよ。昔々、まだほんの小学生
だった頃に、お祖父ちゃんがレコードをかけて手を取って
ワルツを教えようとしてくれたこと。この曲だったんです
ねえ😊」
例えば『五つの銅貨』とか、アメリカ物の映画の
ワンシーンには、まだ小さな少女にも、大人の男性が
淑女にするようにダンスを申し込んで、少女はうれしくて
精いっぱい気取ってダンスをする、という場面が出て
きますね。日本の家庭じゃ想像しにくいものがありますが、
とてもステキな風景だと思います。
いつだか後輩の結婚式にゲストで出演したときに、新郎の
お父様(つまり花嫁にとってはお舅さんになる)が花嫁に
ダンスを申し込んで優雅に踊られたことがありました。
日本の日常の中では、恥ずかしくってあんまりないこと
でしょうけれど、こういう場面を経験するのも必要
なのかもしれません。子どもの時だったら、大人扱い
されるのがうれしかったり、早くそんな大人になりたいと
思ったりします。そんな経験が皆無だったら、子供にとって
大人はただの「自分より年取った人」にすぎません。
このごろとても足りない、何か大事なこと・・・
そのエッセンスを感じたお話でした💞