Old Blog Library 2019年07月22日
エピソード/verse考
7月19日(金)原田忠幸トリオのご出演でした🎶
原田さんは、アルトの五十嵐親分の盟友であり、
キャリアの初めのころにアメリカで活動していらして、
帰国後は五十嵐さんと共に、日本のビッグバンドの
スターを永く務められた方です。
間近ではなかなか聴ける機会の少ないバリトン・サックス
という楽器の音圧と「普通の管楽器の人たちがやらない
古い歌モノが好き」という圧倒的な歌心で、いつもみんなの
心をわしづかみです❤️
トークもとても面白く(天然素材)、 アメリカ時代からの
繋がりもあり、様々なアーティスト達との共演エピソードには
事欠きません。
私「では、シナトラの歌唱で有名な’I Get A Kick Out
of You’を」
原田「あ~~、これこれ!シナトラが来日の時には
毎回伴奏しましたよ🙂🎶 でさ、バースも歌うんだけど、
向こうから連れて来たピアニストにね、スゴく怒ってんのね。
こっちは何が悪いんだかわからないんだけど、たぶん
ちょっとでもズレると許せないんでしょう。 その
ピアニスト、本国に帰ったらすぐに死んじゃったよ。
アハハ😂」
。。。もしもし、笑い事ではありませんよ😟💦
スタンダードの歌を好む、英語力に自信のある(たぶん)方々の
中には、バース(verse:本編の前の語り部分)を歌いたがる人も
増えましたが、これは実はとっても難しいもので、覚えれば
できる、というものではありません。 人が聴き入る朗読の
ように歌えること、なおかつ、ピアニストの弾くコードの
タイミングとピッタリあって、流れを壊さないことが
最低条件で、そんなもの一朝一夕にはまいりません。
原田さんのお話のように、人の命までかかっている場合も😳
ちなみに、この歌のバースは、私は歌っていませんけれどね…
(^_^;)