Old Blog Library 2015年01月10日
ナルシ(シ)スト考
カウンターの隅に水仙が飾ってあって、とても良い香りを
放っています。お正月にこういう冬の時期の花を活けるのは、
昔からある習慣です。
香りに気づいた方々の会話がまたおかしい🤭
「あっ!いい香り🥰 梅かと思いました。ずいぶん
早いなあって」
「そうですね、香りの傾向としては近いですね」
「だってニラとかネギの仲間だろ~😏」
「どうしてそういうロマンのないこと言うんだよ🥺」
確かに葉っぱはニラによく似ていますが、間違って食べると
毒性があるんだゾ😡

元々のお話・・・
オリジナル名は「Narcissus」(ナルキッソス)と言って、
ギリシャ神話に出てくる呪われた美少年の名前。
あまりに美しくて、男性からも女性からも想いを
かけられるのですが、いい気になって神を軽んじたため、
まず美の女神から
「己を愛する者を拒む」という呪いをかけられます。
その結果、恋して寄ってきた妖精「エコー」に冷たい
仕打ちをしたので、エコーは悲しみのあまり体が消滅して
声だけになります。(これが木霊の謂れ)
それを憐れんだ復讐の女神が、今度は彼に
「己自身を愛するようになる」という呪いをかけ、ある日
森の中の泉に映った己の姿を見た彼は恋に落ち、水に
映るだけで答えてくれない自分に焦がれ死にしてしまう・・・
水辺に覗き込むように生える水仙は彼の生まれ変わり
である・・・というわけ。 神と人が近くて生々しく、
ものすごくメンドクサイことをするギリシャ神話の世界を、
子供の頃夢中で読んだものでした。
ちなみに「ナルシスト」という言葉は間違いで
(綴りを見てね)
「ナルシシスト」=自己愛の強い人、です😛❣️