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忘れる……その②行き方

「忘れちゃったかも!ちょっと失礼して譜面を見させて

いただきます」と言って、私が歌詞カードの代わりに

譜面を広げていることもあります。

 一番難儀なのは、

「この曲の場合、間奏が短いほうがいいから、8小節

演奏したら、すぐに2番を歌おう」とか、

「2コーラス目はサビ後で半音キーを上げて、エンディングは

そのままリットして(だんだんゆっくりに)etc.etc….」

というようなことを、過去のあるとき思いついて、きちんと

決めて譜面に書いておきながら、それを見たミュージシャンが

その通りに演奏しているのに、自分は決めごとをすっかり

忘れて、普通に繰り返そうとしたりしてズレてしまう・・・

などということが往々にして起こるので、その危険を

避けるため、というのが正直なところなのです。

 演奏家のほうも、「はいはい」と譜面を受け取って広げて、

「あ、知ってる曲だな」とどこかで安心すると、

そういう行き方が書いてあっても見ていない人あり。

エンディングで崩壊して(でも、つじつまは合わせる。

プロの性)終わってから

「見てないじゃん!」「ゴメン」ともめている場合や

「いや~、あんなことやこんなことも失礼しました。」

「一回ずつ間違えたね~」と談笑していて、

「言わなきゃわからないのに!」とお客様に叱られて

いる場合も。😅