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日本語の妙

 演奏の2曲目に”We’ll Be Together Again”を袴塚さんが

選んだので曲が終わるとジャンボ氏

「会ったばかりでつれないね」

・・・「今は別れなきゃならないけど、またすぐ会える

からね。涙をふいておくれ」

なんて歌詞の内容を踏まえてのジョークです😊🎶

お返し⁉️に”My Foolish Heart”の後、

袴「愚かなりし、わが心・・・ジャンボさんの場合は

”私バカよね”と言います😁

 ちなみに「愚かなりし」ではなく「愚かなり」です。

「し」という一文字がついただけで過去(完了)形。

「愚かなりし」だと「(あの時は)本当にバカだったなあ」

「愚かなり」だと「(今現在も)本当にバカなんだよね」

 邦題は語呂やニュアンスを大事にして、文語が使われたものに

名訳が多いのですが、先日”No Moon At All”を歌って

「月さえもなく、真っ暗で静かな夜の中でまったり

イチャイチャしようよ、という歌詞で」

と説明したら、酒井一郎氏

「月とてもなく、じゃなかったっけ?」

私「おお‼️そうです、その通り。そっちの方が数倍

 シャレてますね😍

「・・・さえも」と「・・・とても」の違いについて、

うまく説明できないのですが、この「・・・とても」は

「とても・・・(=very much)」とは違い、イントネーションも

逆になります。

 さらに”Wrap Your Troubles In Dreams”の演奏後、

土井さんが

「これには邦題あったっけ?」

酒井「悲しみは夢に包んで、でしたかね」

土井「スゲ~~😮💦良く覚えてるね(感心)」

 別に歌詞の内容をすべて理解しなければならないという

ものではないけれど、佳き時代のスタンダードの数々を

自在に演奏している人たちの感性は、題なんて曲認識の番号

くらいにしか考えていない演奏者とは実際一味もふた味も

違うのです😁👍

 今宵はそういう日本的感性の世界を地で行く、八丁堀育ちの

我らが親分(十手持ちにあらず);五十嵐明要(As)トリオの

ご出演です🎶✨

美しいアメリカの音楽を江戸ノリで😁🎶(説明不能)

存分に楽しんでいただけますよう・・・😊