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発声と滑舌

 先日、大きな宴会場で、500人を超える立食のパーティー

でのこと。同窓会の総会だったので、さまざまな年代の人々が

ごった返し、久しぶりに会った人たちの会話や、食べたり

飲んだりのサービスも忙しく、中央に設けられた舞台で、

来賓やら恩師の挨拶、記念撮影など進行していても、

司会者の声はかろうじて聞こえるものの、実際に話して

いる内容は、ほとんど聞き取れないのです。

 かなり後ろの方にいた私たちの仲間同士では

「ねえ、センターマイクの音が小さいよね?上げるように

言いに行こうか?」などと話していたのですが・・・・。

 会も後半に入って、ゲストが登場。

その人は、同窓で後輩に当たるNHKのアナウンサー

でした。小柄な彼女が壇上に出てくると、舞台周辺に

人が集まって行くのが見えました。 そして

「皆さん!こんにちは!」と彼女が第一声を発した瞬間、

私たちは

「な~んだ、マイクのせいじゃなかったね!😂」と、大笑い。

 プロの資質と、鍛錬した技術の差、と言ってしまえば

それまでですが、自分も含めて仮にも人前で話すことの

多い職業や立場の人(先生とか会長さんとか講師とか)は、

それも仕事の内ということで、もっと気にしてトレーニング

するほうがいいんじゃないかと思ったしだい。

 歌手の場合もそうです。英語の会話がペラペラのいわゆる

帰国子女系の人でも、歌うと、なかなかはっきりとは聞こえて

こないものです。不思議ですが、技術的に言うと、子音を

いかにたくさん発音できるか、母音をどのくらいの長さで

発声するか、ということですが、「表現力」という部分を

加えると、さらに「どのタイミングで」という大事な

ポイントがあります。

 これがまた、英語だから難しいのか、というと、実は

日本語の歌でも同じなんですね。 

ちょっと専門的なお話。💡