Old Blog Library 2008年10月22日
発声と滑舌
先日、大きな宴会場で、500人を超える立食のパーティー
でのこと。同窓会の総会だったので、さまざまな年代の人々が
ごった返し、久しぶりに会った人たちの会話や、食べたり
飲んだりのサービスも忙しく、中央に設けられた舞台で、
来賓やら恩師の挨拶、記念撮影など進行していても、
司会者の声はかろうじて聞こえるものの、実際に話して
いる内容は、ほとんど聞き取れないのです。
かなり後ろの方にいた私たちの仲間同士では
「ねえ、センターマイクの音が小さいよね?上げるように
言いに行こうか?」などと話していたのですが・・・・。
会も後半に入って、ゲストが登場。
その人は、同窓で後輩に当たるNHKのアナウンサー
でした。小柄な彼女が壇上に出てくると、舞台周辺に
人が集まって行くのが見えました。 そして
「皆さん!こんにちは!」と彼女が第一声を発した瞬間、
私たちは
「な~んだ、マイクのせいじゃなかったね!😂」と、大笑い。
プロの資質と、鍛錬した技術の差、と言ってしまえば
それまでですが、自分も含めて仮にも人前で話すことの
多い職業や立場の人(先生とか会長さんとか講師とか)は、
それも仕事の内ということで、もっと気にしてトレーニング
するほうがいいんじゃないかと思ったしだい。
歌手の場合もそうです。英語の会話がペラペラのいわゆる
帰国子女系の人でも、歌うと、なかなかはっきりとは聞こえて
こないものです。不思議ですが、技術的に言うと、子音を
いかにたくさん発音できるか、母音をどのくらいの長さで
発声するか、ということですが、「表現力」という部分を
加えると、さらに「どのタイミングで」という大事な
ポイントがあります。
これがまた、英語だから難しいのか、というと、実は
日本語の歌でも同じなんですね。
ちょっと専門的なお話。💡