Old Blog Library 2011年01月23日
良く演るなあ
前出:小谷さんの’Rhapsody in “Blues”‘
例によって、打ち合わせもリハもなしで、ピアノの前に
座ってから、相方の磯部さんに譜面を手渡します。
「ここんところから4beatでさ・・・」と、二言三言。
自分のアレンジを加えている場合でも、エムズご出演の
ミュージシャンはほとんどこのスタイル。
最初の小谷さんのソロ部分をうなずきながら聴いていた
磯部さん、おもむろに慎重にベース音を加えて行って、
途中の変化から衝撃的な?ポーズ(休止)のある
エンディングまで、オリジナル”Rhapsody in Blue”の
オーケストラ演奏とは全くイメージの違うアレンジに、
過不足なく参加&フォロー・・・・
いつも聴いているいろいろな方の演奏が、だいたい
そうなので、特に緊張もせずウケていたのですが・・👏👏👍
終わって立ち上がった小谷さん、少々失笑気味に
「イヤ、さっき彼に渡した譜面はね、普通のCメロ譜
(つまり、1コーラス分のメロディーとコードが書いてある
だけのもの)だったんですよ。それを、練習もしないで
きっちりこちらに付いてきて、見てきたようなウソ、
じゃないけど、まるで何度も合わせているかのように
弾いてくれるって・・・まあ、それが僕らのやっている
スタイルなんですけど、あらためて良くヤルなあっていうか、
スゴイと思いますよね」
う~~ん,自分たちでも感心してる😲恐るべし❗️
よく、「ライブを聴くのは初めてで、ジャズって
よくわからないんですけど、全部アドリブ(即興)
なんですか?」と、漠然としたご質問があります。
そう、確かに、曲の中でソロの部分を、小節数とリズムと
テンポとコードという約束の枠の中で自由に演奏することが
アドリブの基本なのですが、そもそもお互いに知っている
曲でも
「今日はどんなふうにやろうか?」と、会話したり、
しなくてもイントロを出した人の雰囲気(その日の気分とか
体調とか)を察知して
「おっ!今日はこんな感じかな」と共演者が呼応する・・・
この流れのすべてが、即興と言えば即興、ライブで演奏する
ことそのものが、アドリブと言えるのではないか、と日々
思うわけです。✨✨🎶