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銀座夜話

 深夜、とあるバーにて。

どこぞの会長さんらしい風格のあるご老体は、渋い和服の

年配のママさん連れ。

 聞こえてくる会話から想像できるのは、きっと数十年も

そのクラブに通っていらして、この頃ではもうめったに

銀座にも来ないけれど、今日はたまたま何かの流れで

懐かしい場所で飲んで遅くなった。

(このときすでに午前二時近く。)で、興が乗った

ついでにママさんを誘って、やはり懐かしいマスターの

いるこのバーにやって来た。ところがオヤジは病気療養中で、

息子が店を守っている。会長さん興味津津となり、

ジュニアにインタビュー🎤

「なに?31歳で独身か?そうかそうか選んでるとこだな

(一人で納得)この人と思ったら連れてきてオレに見せろよ。

 いい子かどうか確かめてやる。

(「どうやって確かめるんですか?」と恐る恐るジュニア)

 手が柔らかいかどうかとか。手ぐらい触ってもいいだろ?

 だいたい若いヤツは柔らかいのを選んじゃうんだね。

 でもさ、硬くなってるような子のほうが、アンタは幸せに

 なれるんだよ。」

と言いつつ、さりげなく隣のママさんの手を膝の上で

探っている様子。

 ジュニアは直立不動で会長さんを見ています。

その視線に気づいて

「~てな話しながら相方に触ろうとしてんのに、そこで

 全部見て聞いてちゃダメなんだよまだまだオヤジの

 仕込みが足りねえな」

恐縮するジュニア🥹💦 

ママさんと私はそれぞれ笑いをかみ殺しています😆

 イジる方もイジられる方も、別に本気で怒ったり困ったり

しているわけではありません。でも、そういう軽口の底には

いつも「ナルホド」がちょっとずつちりばめられていて、

それをサカナに気分良くほろ酔いで帰るお酒がやっぱり

好きです😊❤️