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馴染み

裏を返して、馴染みになって・・・」という表現、

ご存知ですか?

 河辺さんが「十分なギャラをご用意できなくて、こんな狭い

ところで演奏していただくのは申し訳なく・・・」などと

言われて

「いやいや、ジャズをご存知ないお客さんに楽しんで

もらえる機会が少しでもあるほうがね☺️ 喜んでやりますよ。

その代わり”裏を返して”おくれよ。」とおっしゃっていました。

 元々は遊郭の言い習わしから来ていて、

「初会」「裏を返す=2度目」そして3回目にやっと

「馴染みになる」というのが暗黙の了解事項。

つまり、最初に派手に遊んでお金を使っていただいても、

それっきり、というのはあまり好まれるお客では

なかったわけです。この、粋筋の言い方が定着して

「2度目3度目を、あまり間をおかずに頼みますよ」と言うのを

「裏を返してね」と表現しているわけです。

  初めて来られて

「いや~~、気に入ったなあ。今日は連れて来られて

紹介してもらったから今度は一人で来ていいですか?」

というような場合に

「ハイ、お顔のわかるうちに裏を返していただければ」

そこで「それってどのくらいの期間?3か月くらい?」

などと聞くのは野暮というもの。くすっと笑っていたら

「ママが顔を覚えてるのって一か月くらい?」と重ねてご下問。

ご一緒の方がイライラして

「そういうこと言うんじゃない😡その気があるなら来週

 来りゃいいんだ‼️

 時間というのは、容赦なく流れていくものですが、主観的な

ものでもありますね。 退屈なことに付き合っていると、永遠に

終わらないような気がするし、集中して何かに取り組んでいる

ときには、長いか短いかなんて考えてもいない。一区切りして

ふと我に返った時に「あっという間だったかも」と感じる

わけですが、

「12年目?あっという間だったでしょ?」などとあっさり

他人に言われると

・・・そうでもないゼ😓とも思いますね。