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鳴物入りは…ごめんなさい

 昔々、深夜だけベテランのピアニストが弾き語りをする

ライブがありまして、早い時間から残っていていい気分の

お馴染さん2,3人がいらっしゃいました。

そのうちの一人がなかなか趣味の多い方で、手のひらに入る

小さなおもちゃっぽいマラカスなど取り出して、いい気持ちで

鳴らし始めたのです。

エムズの倍以上の広さだし、他のお客はいないし、ピアノ

からも遠いから、内々で楽しんでいればいいかな、と思って

スタッフもスルーしていたのですが・・・

年配のピアニストはいきなり弾くのをやめて立ち上がり

「ちょっと❗️悪いけど鳴らすのやめてくれますか⁉️😡

一同固まってしまって・・・小さな声で「ごめんなさい」

でもみんなでヒソヒソ

「なんだよ~~別に他に迷惑かけてないじゃん😒

  気まずい雰囲気でステージが終わり、汗を拭きながら

やってきたピアニスト氏。

「やあ、さっきはゴメンなさい。僕もおとなげなかった。

 でもね、打楽器の音って、小さくても遠くまで響くんですよ。

 一人でリズムを作りながらの演奏の時、共演者じゃない音が

 入ってくるとペースが狂っちゃってね」

お客「そうなんだ・・・無神経ですみませんでした🙏

どうぞ一杯飲んでください」

それからあとは和気あいあいとお話にも花が咲きました。

☺️🎶👍