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ナルシ(シ)スト考

 カウンターの隅に水仙が飾ってあって、とても良い香りを

放っています。お正月にこういう冬の時期の花を活けるのは、

昔からある習慣です。

 香りに気づいた方々の会話がまたおかしい🤭

「あっ!いい香り🥰 梅かと思いました。ずいぶん

 早いなあって」

「そうですね、香りの傾向としては近いですね」

「だってニラとかネギの仲間だろ~😏

「どうしてそういうロマンのないこと言うんだよ🥺

確かに葉っぱはニラによく似ていますが、間違って食べると

毒性があるんだゾ😡

 元々のお話・・・

オリジナル名は「Narcissus」(ナルキッソス)と言って、

ギリシャ神話に出てくる呪われた美少年の名前。

あまりに美しくて、男性からも女性からも想いを

かけられるのですが、いい気になって神を軽んじたため、

まず美の女神から

「己を愛する者を拒む」という呪いをかけられます。

その結果、恋して寄ってきた妖精「エコー」に冷たい

仕打ちをしたので、エコーは悲しみのあまり体が消滅して

声だけになります。(これが木霊の謂れ)

それを憐れんだ復讐の女神が、今度は彼に

「己自身を愛するようになる」という呪いをかけ、ある日

森の中の泉に映った己の姿を見た彼は恋に落ち、水に

映るだけで答えてくれない自分に焦がれ死にしてしまう・・・

水辺に覗き込むように生える水仙は彼の生まれ変わり

である・・・というわけ。 神と人が近くて生々しく、

ものすごくメンドクサイことをするギリシャ神話の世界を、

子供の頃夢中で読んだものでした。

  ちなみに「ナルシスト」という言葉は間違いで

(綴りを見てね)

「ナルシシスト」=自己愛の強い人、です😛❣️