Old Blog Library 2011年06月09日
ハニー!進駐軍時代の話
戦後若き日本のジャズマンたちが活動した場所・・
「将校クラブ」
今で言うプロダクションに登録し、要請に応じてバンドを
組んで出動するわけです。
御歳84歳の河辺さんが20代のホープだった頃
ある夜7、8人の編成で着いたところは、なんと‼️
女性将校ばかりのクラブ😳
グレン・ミラー楽団そのものの格好に身を包んだ大人の
女性たちが、思い思いの飲み物を手に、ゆったりと演奏を
聴いているのです。
約束の2ステージが終わって夜も更けた頃、リーダー
らしい女性がマネージャーに交渉、
「あと1ステージやってくれない?私たち、ここで
キャッシュで払うわ」
マネージャーもドルが欲しかったので
「やりましょう!」ということになり、例のスタイリッシュな
帽子を回してドル紙幣をたくさん集め、バンドも喜んで
再び演奏を始めると・・・
それまでのステージでは大人しく座って聴いていた彼女たち、
何だか様子が違っているのです。
一人がグループの端っこに座って吹いていた河辺さんの隣に
ピッタリくっついて座って「Honey!」とキスの嵐!😍😘
吹きにくいなあ、と思いつつ周りを見まわすと、それぞれ
お目当てのプレイヤーに張り付いてみんなで濃厚な状況😳😍
唯一、張り切って立ちあがってソロを吹いていた
トランペッターだけがその光栄に浴さなかったとか・・・
カワイソ、誰?😂
河辺「ハニーって言葉はこういう風に使うのかあ、って
初めて実感したんだね。」
「その時もらったキャッシュでさ、今の服部時計店が
(今は和光と呼んでます)PX(免税店?)だったんでね、
11ドルで靴を買ったんだよ。丈夫だったなあ。」
それからそれへと想い出話は広がります。
リアルタイムで戦後を経験した先輩のお話は、今は文献でしか
知ることができない情景を、体温を伴って蘇らせてくれます。
ライブの醍醐味(だいごみ=珍しい貴重な味わい)のひとつ。✨