Old Blog Library 2014年06月13日
日本語の妙
演奏の2曲目に”We’ll Be Together Again”を袴塚さんが
選んだので曲が終わるとジャンボ氏
「会ったばかりでつれないね」
・・・「今は別れなきゃならないけど、またすぐ会える
からね。涙をふいておくれ」
なんて歌詞の内容を踏まえてのジョークです😊🎶
お返し⁉️に”My Foolish Heart”の後、
袴「愚かなりし、わが心・・・ジャンボさんの場合は
”私バカよね”と言います😁」
ちなみに「愚かなりし」ではなく「愚かなり」です。
「し」という一文字がついただけで過去(完了)形。
「愚かなりし」だと「(あの時は)本当にバカだったなあ」
「愚かなり」だと「(今現在も)本当にバカなんだよね」
邦題は語呂やニュアンスを大事にして、文語が使われたものに
名訳が多いのですが、先日”No Moon At All”を歌って
「月さえもなく、真っ暗で静かな夜の中でまったり
イチャイチャしようよ、という歌詞で」
と説明したら、酒井一郎氏
「月とてもなく、じゃなかったっけ?」
私「おお‼️そうです、その通り。そっちの方が数倍
シャレてますね😍」
「・・・さえも」と「・・・とても」の違いについて、
うまく説明できないのですが、この「・・・とても」は
「とても・・・(=very much)」とは違い、イントネーションも
逆になります。
さらに”Wrap Your Troubles In Dreams”の演奏後、
土井さんが
「これには邦題あったっけ?」
酒井「悲しみは夢に包んで、でしたかね」
土井「スゲ~~😮💦良く覚えてるね(感心)」
別に歌詞の内容をすべて理解しなければならないという
ものではないけれど、佳き時代のスタンダードの数々を
自在に演奏している人たちの感性は、題なんて曲認識の番号
くらいにしか考えていない演奏者とは実際一味もふた味も
違うのです😁👍
今宵はそういう日本的感性の世界を地で行く、八丁堀育ちの
我らが親分(十手持ちにあらず);五十嵐明要(As)トリオの
ご出演です🎶✨
美しいアメリカの音楽を江戸ノリで😁🎶(説明不能)
存分に楽しんでいただけますよう・・・😊