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良く演るなあ

前出:小谷さんの’Rhapsody in “Blues”‘

 例によって、打ち合わせもリハもなしで、ピアノの前に

座ってから、相方の磯部さんに譜面を手渡します。

「ここんところから4beatでさ・・・」と、二言三言。

自分のアレンジを加えている場合でも、エムズご出演の

ミュージシャンはほとんどこのスタイル。

 最初の小谷さんのソロ部分をうなずきながら聴いていた

磯部さん、おもむろに慎重にベース音を加えて行って、

途中の変化から衝撃的な?ポーズ(休止)のある

エンディングまで、オリジナル”Rhapsody in Blue”の

オーケストラ演奏とは全くイメージの違うアレンジに、

過不足なく参加&フォロー・・・・

いつも聴いているいろいろな方の演奏が、だいたい

そうなので、特に緊張もせずウケていたのですが・・👏👏👍

 終わって立ち上がった小谷さん、少々失笑気味に

「イヤ、さっき彼に渡した譜面はね、普通のCメロ譜

(つまり、1コーラス分のメロディーとコードが書いてある

 だけのもの)だったんですよ。それを、練習もしないで

 きっちりこちらに付いてきて、見てきたようなウソ、

 じゃないけど、まるで何度も合わせているかのように

 弾いてくれるって・・・まあ、それが僕らのやっている

 スタイルなんですけど、あらためて良くヤルなあっていうか、

スゴイと思いますよね」

う~~ん,自分たちでも感心してる😲恐るべし❗️

 よく、「ライブを聴くのは初めてで、ジャズって

 よくわからないんですけど、全部アドリブ(即興)

 なんですか?」と、漠然としたご質問があります。

 そう、確かに、曲の中でソロの部分を、小節数とリズムと

テンポとコードという約束の枠の中で自由に演奏することが

アドリブの基本なのですが、そもそもお互いに知っている

曲でも

「今日はどんなふうにやろうか?」と、会話したり、

しなくてもイントロを出した人の雰囲気(その日の気分とか

体調とか)を察知して

「おっ!今日はこんな感じかな」と共演者が呼応する・・・

この流れのすべてが、即興と言えば即興、ライブで演奏する

ことそのものが、アドリブと言えるのではないか、と日々

思うわけです。✨✨🎶