Old Blog Library

銀座の記憶

 その昔、まだ明るい夕方にコリドー街を歩くと、新橋の

方向からゆっくりとやって来る細身で背の高い白人の

おじいさんがいました。 これからどこかで一杯やって、

夜の銀座に繰り出そうかな~という人たちが

「あっ‼️クラブ・サイセリアのジミー原田さんだ

 ジミーさん❗️こんにちは」

思わず声をかけるほど界隈では親しまれておりました🥰

 するとご老体はゆうゆうと笑顔を返して

「おお❗️こんにちは。 ボクはゆっくりしか歩けない

からね、先に行って待ってて。」

(ジミーさんは100%アメリカ人の血筋なのですが、

日本生まれの日本育ち、日本語しか話されませんでした)

声をかけた方々は、別に彼がドラムス演奏している場所に

直入する予定ではなかったのですが・・・😅

でもジミーさんは、知り合いはみんな自分のいるところに

来るものと思っていらっしゃる🤭

そこで、急いで食事をして、仲間やクラブのホステスさんも

連れてライブの現場に駆け付ける、という成り行きに・・

のどかな時代でした。今にして思えば❣️

 土曜日の午後【em’s Music Salon】で素晴らしい音楽を

奏でてくださったバリトン・サックスの原田忠幸さんはご

次男です。(ちなみにお兄さまのイサムさんはドラマー、

そのご長男も同じくドラマーという音楽家一家です)

「今月はオヤジの命日でね、銀座に来たら思い出し

ましたよ」とエピソードも交えつつ・・・。

「知ってる曲をやったほうが、みなさんやっぱり喜ぶ

 のかしら?」

との気遣いも。バリトンのトリオで

”Five Spot After Dark”の熱い演奏が聴けるとは👏👏

エムズのいつもの雰囲気ともまた違うけれど、この曲は

客席が盛り上がりましたね~~~✨🙌

 私もつい⁉️グレン・ミラー・シリーズをやったのですが、

なんだか久々にビッグバンドを背負ってるような気分に

浸れました🥰

  佳き時代の音、いろんな情景が浮かぶ音楽が流れる

ひととき・・・その空間と時間を共有できることが

「宝物」ですね✨✨

 正面からのショットがなくてゴメンナサイ