Old Blog Library 2023年09月11日
誰の曲!?
最近は「Composer’s Songbook Series」なるものを
企画していることもあって、歌い馴染んだスタンダードも
「そもそもこの曲はいつ、誰が何のために(どんな
場面を想定して)書いたものだったか?」ということが
気になるようになりました。
ジャズは、グッとくるメロディー、和音、展開に
魅かれて、
「これをもっとこうしてみたら? オーケストラでなく
少人数でやるには? テンポを速くしたらカッコよく
ならないかな? この和音、こっちのほうがさらに
複雑でいい感じ?」
などとインスピレーションを得て、どんどんいろんな
やり方が試され、変化し進化してきたもので、
人と場の数だけ生まれる演奏を楽しむものですが、
作者はそんなこと、予定していなかったわけです。
どちらが良い、ということでもなく、ご本人が
現代に現れて今風の演奏を聴いたらビックリし、面白がり、
あるいは
「こんな風に変えるなんてけしからん!!」
と怒ってしまう場合もあるかも🙄 などと想像するのも
楽しいのですね。😊
でも昨今、YouTubeで検索しようとすると
「フランク・シナトラの曲」「ダイアナ・クラールの曲」
などと書かれているものが多くて、作った人は脇に置かれて
いるみたい。 何か違わない🙁?とモヤモヤするのです。
「これを最初に歌ってレコーディングした歌手は?」なら
わかりますけどね。
「最近売れてる歌手では誰が歌ってる?」
というのはまるで違うことではないかしら?と思うのです。
余談:
何年か前にこのブログに書いたかと思いますが、
「五十嵐さんが吹いてくれるこの曲は私のものなの」
とおっしゃった方がいて、ビックリしていたら
「前には〇〇さんがいつもリクエストしてたんだけど、
私が演奏を聴いて涙を流したのを見て譲ってくれたのよ」
と嬉しそう。
イヤ、あの~~作者も五十嵐さんも所有権が
発生していたとはご存じないと思います・・・💦