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風鈴売り 

 

 落語に良く出てくる「江戸の売り声」なるものがあって、

それぞれに季節感が溢れていますが、銀座の風物詩として

お馴染みなのが「磯辺焼き屋台」と「石焼き芋」、それに

「風鈴売り」です。

 条例で銀座の中心部から屋台が締め出され、前出の二つは

移動可能な車屋台として、並木通りや電通通りの角々に

ちらほらと現れるだけになりました。

 以前はクラブのはしごをして飲み歩くお客様たちが

(「銀座スズメ」というのだろうか?)

人数分の焼き芋やら磯辺焼きを買ってお店に現れ、クラブの

イメージとはおよそかけはなれた(と思われる)香ばしい

香りにみんなで大騒ぎ、というのが結構一般的みたい

でしたが・・・。

 連休を過ぎる頃、焼き芋やさんと風鈴やさんが入れ替わり

ます。白い半纏の売り子のおじさんたちが、器用にバランスを

とりながらいろんな風鈴を提げた大きな枠(名前を知らない

のですが)を担いで行き交います。売り声というのはなく、

涼しげな音色に誘われてあちこちから声がかかるという寸法。

毎年違ったデザインと音色の風鈴をプレゼントされるのが

楽しみでした。🎐

初夏ですね(^_^)