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元祖Nature Boys「進駐軍サウンドの夕べ」

『進駐軍サウンドス・ペシャル』-初めて耳にする方には

(お若い世代の)たぶんピンと来ないことでしょうが・・・。

エムズ・プロデュースの、他所ではゼッタイに聴けないバンド、

といえばこれ、です。

 河辺浩市(Tb)芦田ヤスシ(Ts)光井章夫(Tp)のお三方を

フロントに、今回は小林洋(P)細川正道(B)両氏がリズム・

セクションを担当しました。この三管の方々は、戦後、

ビッグバンドが華やかなりし頃、ダンスホール、老舗キャバレー

などで鳴らしたバンドのスター、あるいはリーダーでした。

昨今、大きなホテルなどでも、常時ビッグバンドを抱えることは

できなくなり、ごくたまに、イベント的に再結成という形でしか、

聴くことができないサウンドですが、そのコンパクト版を、

室内楽のように身近に聴こう、という夕べなのです。

 エムズでも御馴染みの光井さんがお生まれになったときに、

最年長の河辺さんは8歳だったという・・・。

演奏とおしゃべりの風景:

芦田「(カウンターに向かって)え~、音量は大丈夫ですか?

うるさくない?」

お客様「大丈夫だ!みんな年取って耳が遠いんだ。もっと

出してもらってちょうどいいよ!」

新アレンジ(企画のたびに芦田さんが三管用の譜面を書いて

いらっしゃいます)の曲を終えて、

芦田「ああ、ゴメン。ダルセーニョ・マーク書くの忘れてた」

(えっ!?どうやって終わったんだろう?)また別の曲のあと。

河辺「ねえ、いつも思うんだけどさ、この曲4小節余分だね。

だれも演奏してないもん」??? 

 河辺さんのお知り合いで、若いトロンボーン奏者の方が遊びに

いらして、何曲か一緒に演奏のあと

「この子のお父さんとは古い知り合いでして・・・」

光井「河辺さん、違うよ、じいちゃんだよ。この子は孫だ」

 時間を超越して良き時代の音色を奏で続ける先輩方の

抱腹絶倒の夕べ、次の機会にはどうぞ、皆様お誘いあわせて

お出かけくださいますよう・・・。