Old Blog Library 2012年08月29日
海馬的小噺?
25日(土)『Twilight Special』河辺浩市トリオの宵
現場をご存知の方にはお馴染ですが、私たちの尊敬する
大先輩:トロンボーンの河辺さんは、非常な知識人であり、
なおかつ演奏の合間のお話が群を抜いて面白いことでも
有名です。曲の解説や、オリジナルにまつわるエピソードも
そうですが、関係のない昔話もいろいろと飛び出します。
河辺「東京大地震(=関東大震災)のときのことです。
ある若手俳優が吉原の女性に惚れ込んで、二人で駆け落ちを
企てていた。午後一時に待ち合わせをしたんだけれども、
なんたって昼前に大地震が起きちゃった。で、待てど暮らせど
来ないから、しょうがないから関西のおじさんのところまで
逃げて、そんでもって、むりやり300円の(今なら何千万円?)
お金を工面してもらって吉原へ引き返してみたら、
まあ焼け野原で、立て札が立っている。
曰く『このたびの地震で店を張ることは難しくなりました
ので閉店、ついてはお女郎衆もみんな自由の身になって
国元へ帰りました』
さあ大変、彼女の地元は新潟だったてんでこれからまた
新潟へ行って手をついて
「娘さんをください」って頼んだけれどもそれはならぬと
言われて、傷心の彼はまた東京に戻って・・・・・」
壮大な悲喜劇が延々と続くのですが、これはなんと、
「アラカン」こと嵐寛壽郎の、出世前の物語だったのです。
たまたま「鞍馬天狗」の話からね。👺
でもねえ、このごろ私自身がMCで、
「これはボブ・ホープという人の奥さんが実は歌手で、
80歳を過ぎてからレコーディングしたアルバムの中に
入っていて・・・」と言うような解説をしても、
ボブ・ホープがピンとこない方も多かったりして、
難儀な状況もしばしば💦
かといって、大好きなスタンダードのレパートリーには、
こういうエピソードはつきものです。
どーすりゃいいんだ😟⁉️