Old Blog Library 2013年10月31日
何を歌うか
先日あるシャンソン歌手のリサイタルにお邪魔しました。
シャンソンについて、私は詳しくはないのですが、ジャズと
同じで、スタンダードと呼ばれるものもたくさんあり、
メロディーは知っているなあ、と思う曲もいろいろあって、
興味深く聴けました。
何よりも、その歌手の方がポップスやイタリア歌曲からも
選曲をして、その題名や曲想からのインスピレーションで
自分で詞をつけて歌っていること、これが興味を引きました。
全編日本語だったので、日本語と曲がピッタリ合うと、
そこにはまた違った快感があり、素直に感心したしだいです。
オリジナルで曲も詞も書いて演奏するミュージシャン
(J-ポップなど)も業界もいろいろありますが、
私自身はそちらの才能や興味はあまりありません。
それよりも、アメリカン・スタンダードの中で、自分の
持っている声や雰囲気や気分にピッタリ来るものを選んで、
それを自分なりに表現する、ということが一番のテーマです。
何を(どの曲を)歌いたいか、ということは、自分の
持っているものや感じていることを、どう表現して聴いて
もらいたいか、そして聴いた人が心地良くなったり
しんみりしたり、ときにははっとしたりを共有して、
それによって癒されてほしい、ということに尽きるのです。
その題材をどこに求めるかはとても大切なことなので、
動機がないのに行動はできないのと同じように、
「これを表現したい」という欲求がない曲は歌えません。
歌ってもあまり面白くないし、聴いてくださる方も
イマイチなんじゃないかな?と思っています。🙂🎶