Old Blog Library 2017年09月08日
時を忘れる…フレージングの魔術?
舞台上での時の流れは、一瞬が止まったように
とてつもなく長く感じられる時もある。 ハッと
現実に戻ってみると、数秒しか経過してない、などと
いうことも。(逆「浦島太郎」現象⁉️)
一曲の歌の中で、しかもジャズ音楽では、決めたテンポ
(速さ)をみんなで保ちながら流れて行くので、少々速く
なったりすることはあっても「取り残される」ことはない
(はず)です。
ところが不思議なことに、間奏を聴いている数十秒の間に、
もっと極端な場合には、息を吸ったその一秒くらいの間に
それからそれへととんでもなくたくさんのことを思う時が
ある・・・。まさに、時間とはあってないようなもの、
と感じる世界です。
もう一つ面白いのは、たくさんの歌詞がある曲を歌う時に、
「どこで息を継いでいいかわからないや」と思うくらい最初は
難儀をしても、何度も口ずさんでいるうちに
「あれ?ここに隙間があるじゃん?」ということが
あるのです。もちろんこれは何分の一秒かのことですが。
そうすると、急に一つの言葉のアクセントの位置が
明確になり、全体の流れがスムーズになります。
大まかに言えば「こなれてくる」ということなの
でしょうが・・。
説明するのは難しいものですね。
「夏の終わり」の曲から「秋の曲」へ・・・
セミはまだ鳴いていても、暑さがぶり返すことはあっても、
空を見上げるといつの間にか、その色合いと雲の形が
変わっている・・・
ゆったりと、でもたゆむことなく流れる時間を感じます。
今宵は五十嵐トリオの美しい調べに🎶🍷🍸🎶
ひととき日常を忘れていただきたく・・・。